正しく使えば怖くない!ステロイドの豆知識

ステロイドは危険なのか?正しい使用法

ステロイドに対する誤解

まず、アトピーがステロイド剤を使ったことにより炎症が悪化してしまうことに対してです。
これはステロイド自体の問題というよりも、適切な薬の強さと量が間違っていて、ステロイドの力よりもアトピーの症状の方が強いためアトピーが悪化したと誤解されやすいのです。

塗ると黒くなってしまうという色素沈着についてもよく聞きますが、それは副作用ではなく塗った箇所をかきむしると黒くなってしまうというものです。

ステロイドの飲み薬では、薬が血液に送り込まれるので体内に影響を及ぼすことがあります。
副作用としては、免疫力の低下や顔が丸くなるといったムーンフェイス、糖尿病の危険性が高くなるといったことが挙げられています。
塗り薬に関しては、皮膚が赤くなる、内出血しやすくなるといった副作用はありますが、その場合は受診し薬を変えてもらったり、塗る期間を開け対応することで落ち着きます。

ステロイドの正しい使い方

ステロイドの強さにはストロンゲスト、ベリーストロング、ストロング、ミディム、ウィークといった5段階に分けられます。

顔や首は皮膚が薄いため、ミディム、ウィークといった弱い薬が処方されることが多いです。
お医者さんと相談し、症状にあった薬が処方してもらうことをオススメします。

ステロイド軟膏だと原則的に1日2回塗ります。
5gチューブから出す量の目安としては、人差し指の第一関節分で、大人の手の平2枚分の面積が塗れます。
厚く塗らず、うっすら光る程度に塗ります。

皮膚の厚さによって薬の吸収率が異なります。
たくさん塗ったからいいというわけではないので、お医者さんや薬剤師さんに、正しい用法、用量を確認してみてくださいね。